抗不安薬と同様な効果有り?筋弛緩法とは?
どうも、さかぼーです。
今回は「抗不安薬と同様な効果有り?筋弛緩法とは?」についてご説明します。
プレゼンをする時、あなたはこのような経験はありませんか?
・ストレスで歯をくいしばり、表情が硬くなる。
・肩や首周りの筋肉が硬くなっている。
・緊張で身体がガチガチになる。
このように人は不安を感じると、知らず知らずのうちに全身の色々な筋肉に力が入ってしまいます。
このような筋肉の硬直を緩める事で、心の緊張を和らがせる筋弛緩法についてご説明します。
1. 筋弛緩法とは?
筋弛緩法とは、一旦筋肉に力を入れて、その後、瞬間的に力を抜く事でリラックス状態を体感するリラクセーション法の1つです。
この方法は、長期間継続して行うと不安が軽減し、抗不安薬と同じような効果が有ると言われています。
実践する際は、できるだけテレビなどの音がしない静かな環境下で1人でやるのが好ましいです。
また、実践した時の自分の状態を観察するように心がけましょう!
これをする事によって、自分の状態を客観的に見るセルフモニタリングと呼ばれる練習にもなります。
2. 筋弛緩法4選。
まず、筋弛緩法をする為の基本について説明します。
・筋肉に力を加え、その後、瞬間的に力を抜き、筋肉が緩んだ感覚を味わう。
・力を入れる時は息を吸い、抜く時は息を吐きます。息は止めないようにする。
・気持ちが良いと感じる程度に、数回ずつ行う。
上記の3つを意識し取り組む事で効果が倍増します。
2-1. あごを緩める。
話す事に不安がある人や、ストレスを感じると歯をくいしばるクセのある人は、あごの筋肉が硬くなりがちなので、優しく緩めましょう。
a. 上あごはそのままの位置で、下あごだけを下のほうに少しおろし、軽く数回、上下させます。
b. 下あごだけを軽く数回、左右に動かしてます。
2-2. 肩を緩める。
肩や首周りの筋肉は、心の緊張により固まりがちです。緩めて、ほっとさせてあげましょう。
a.両肩を耳につけるようにギュッと引き上げて緊張させます。
b.瞬間的に力を抜き、肩を落とします。
2-3. 手先を緩める。
a.息を吸いながら両手の指を力いっぱい広げます。自然に腕の筋肉も緊張します。
b.息を吐く瞬間、ふわっと指の力を抜きます。自然に腕も緩みます。
2-4. 足先を緩める。
a. 仰向けになるか床に座ってひざを伸ばし、かかとを突き出して、足先をギュッと上半身に向けます。
b. 瞬間的に力を抜き、足先をだらりと自然にまかせます。
以上を筋弛緩法の基本と合わせ継続して実施する事で、徐々に不安を軽減させ、人前での不安を克服しましょう!!
3. まとめ
今回は「抗不安薬と同様な効果有り?筋弛緩法とは?」についてご説明しました。
・筋弛緩法とは、リラックス状態を体感するリラクセーション法の1つ。
・筋肉に力を加え、瞬間的に脱力する事でリラックスさせる。
・長期間継続する事で、不安が軽減する。
・あご、肩、手先、足先を緩める筋弛緩法がある。
これらを意識し、不安を軽減させプレゼンを成功させましょう!!