逃げるより、慣れろ。エクスポージャー法とは?
どうも、さかぼーです。
今回は「逃げるより、慣れろ。エクスポージャー療法とは?」についてご説明致します。
あなたは、プレゼンや発表を任された時、
・嫌だなぁ。
・逃げたいなぁ。
・怖いなぁ。
なんて思う事はありませんか?
その感情に負けてしまい、適当な理由をつけて断ったり、他の人にプレゼンを押し付けたり、プレゼンから逃げるような回避行動をとったり。
このような不安症状に効果が高いと言われているのがエクスポージャー療法です!
この記事を読み進める事で、少しずつ不安症状が軽減し強い不安にも立ち向かう事が出来るようになり、人前でのプレゼンの不安を消しさる事が出来ます。
1. エクスポージャー療法とは?
この療法は患者が恐怖を抱いている物や状況に対して、逃げるのではなく、あえて向き合い、慣れる事で、上手く付き合っていく方法です。
不安に対して、非常に効果的であることが実証研究から繰り返し確認されています。
プレゼン恐怖を例にすると、これまでの経験から「プレゼンは怖い」と学び、自分の中でルールを作ってしまっている事が少なくないです。
この学んできたルールを消去し、「プレゼンは怖くない」「人前でもテンパらなくなった」という新しいルールをどれだけ早く学べるかがエクスポージャーの目的なのです!
不安場面に直面すると、一時的に強い不安を経験しますが、何度も繰り返し同じ課題に取り組む事で、最終的には安全な状態に落ち着いていきます。
慣れにより次回からは同じ場面に対して不安や恐怖感が軽減し、自信がつきます。
恐怖に立ち向かうのは怖いですが、しっかり向き合い立ち向かう事で少しずつ慣れていきましょう!
2. エクスポージャー療法のプロセス。
a. 自分自身の問題点をしっかり分析する。
自分がどのような状況で、どのように感じ、あがってしまったのかを整理し、あがってしまう自分と向き合い分析を行います。
b.不安に感じる状況をリストアップし、恐怖の強弱によって、並び替える。
aで行った分析を元に、不安に感じる状況のリストを作成します。そのリストを軽い場面から重い場面で並び替えます。
c.リスト化し、行動する。
並び変えたリストを不安度の軽いものから始め、少しずつ不安度の高いものに慣れていきます。
これを繰り返す事で、小さな成功体験を積み上げる事が出来、理想の自分に近づく事が出来ます。
3. まとめ
今回は「逃げるより、慣れろ。エクスポージャー療法とは?」についてご説明しました。
・エクスポージャー療法とは、不安にあえて立ち向かい、その状況に慣れてしまおうという手法。
・自分自身と向き合い、不安の軽い場面から立ち向かい、小さな成功体験を積む事が大事。
気づいたらプレゼンが怖くないと感じるように、少しずつでよいので一歩一歩着実に成長していきましょう!!